人民元切り上げ 三農問題 大学の講義にて | 北京で働くバーテンダーのカウンターから見える今の北京!

人民元切り上げ 三農問題 大学の講義にて

この時がついに来ました!


人民元切り上げ!

とは言えたかだか2.1%ですからワタクシのような超一市民にはほとんど関係ない世界ですが。。。

しかし、凄いタイミングですね。

まさか、こんな平凡な1日に施行するなんて思っても見なかったです。


一昔前までは色んな噂が飛び交っていたんですけど、そういったものはことごとく打ち砕かれましたね。

まぁ、確かに経済も知らない吉田如きに切り上げ時期を悟られてしまう様では世界経済も大変なことになりますからね。


そういえば話はちょっと変わりますが、昔大学の講義で中国の「三農問題」が取りざたされたことがありました。そもそも「三農」と言うのは農村、農業、農民のことを指し、都市部との所得格差が年々広がりつつあるというのが「三農問題」の概要なのですが、


その講義中に僕は高らかと手を上げた!

「先生!解決策を思いつきました!」

「よし!吉田。絶対無理だとは思うが言うだけ言ってみろ」

と言って、黒板の前まで行き、おもむろに中国の絵を描いた。

そして、東側4分の一位の所に南北に渡る線を引いてこう言った。

「西辺不要了(西側はもういりません)。」


僕は経済についての知識なんて全くない!がそれでも僕なりに理由はあった。

今中国で目覚しい発展を遂げているのは北京、上海、大連、杭州、広東など、どこも沿岸部ばかりでハッキリ言って西側など何にもない。

それこそ、ウイグル自治区やチベットなど宗教や言葉まで違う地域まで包括している。

それに一体何のメリットがあるというのだろうか?

観光地として特化してるわけでもなく、豊富な資源があるというわけでもないこのただ広いだけの土地に一体ナニを求めるのか?


そもそも、ひつの国家においてコレだけの人口が同じ通貨で生活していると言うのがちょっと有り得ないことなのではないだろうか?


吉田のバカな頭だと、この国が毎年どれだけの紙幣を発行しているか正確なことは全然分からないが仮に

2000億枚の100元札(中国における最高額紙幣)を発行していたとしよう。

それを仮に13億人とした場合の中国の全人口で割ると


2000億枚÷13億人≒154枚


ひとり頭約15,400元ずつ分配することができる。ところが都市部の新卒のサラリーマンの初任給が約2000元とされていることから鑑みると


新卒サラリーマン年収約24000元-15400元=6600元


年間にして6600元のオーバーになる。つまりこの新卒のサリーマンが2.3人以上いるとどっかの誰かはその年発行された新百元札は1枚も手に入らないわけである。


まぁ、コレは全くの机上の空論で、あてがった数字も全くの適当なので信憑性も説得力も皆無ですね。


っていうか、だいぶ書き過ぎて今日は僕もおそらく読んでくださってる方も疲れてきていると思うので、続きはまた今度。